熊本県民テレビグループ 人権方針
（株）熊本県民テレビ、（株）KKTイノベート、（株）KKTエンタープライズの三者（以下、KKTグループ）は、すべてのステークホルダーの基本的人権を尊重することを、企業活動の最重要課題と位置づけます。ステークホルダーの声を受け止めながら、人権に対するさまざまな影響を把握し、人権侵害を防止するための実効性ある社内体制を確立・実行するとともに、普遍的な権利としての人権尊重に努めます。
（株）熊本県民テレビのコンプライアンス憲章は、人権尊重に関して、個人の尊厳と権利の尊重を明記しています。
人権の尊重と保障は、国際的に確立された原則であり、KKT グループはその重要性を改めて確認するとともに、提供するあらゆるコンテンツやサービスにおいて、人権尊重への取り組みを徹底することをここに表明します。
＜適用範囲＞
KKTグループのすべての役職員に適用します。
KKTグループに関わるすべてのステークホルダーに対しても、人権を尊重し、侵害しないよう求めます。
＜人権の尊重と配慮＞
■視聴者・ステークホルダーに対する人権配慮
視聴者や取引先をはじめ事業活動に関連するすべてのステークホルダーの人権に配慮します。
また、ステークホルダーの人権を直接的・間接的に侵害する危険性を回避し、防止するよう最大限の努力を行います。人権を侵害した場合および侵害する恐れがある場合は、これに速やかにそして適切に対処します。
■従業員に対する人権配慮
職務遂行上のあらゆる面において、人種、肌の色、民族、宗教、信条、国籍、本籍、出身地、社会的身分、門地、性別、性的指向、性自認、性表現、妊娠、婚姻関係、年齢、障がいの有無、などを理由とした差別行為や偏見を持った行為等を一切行わず、また、それらの行為を他者が行うことを許容しません。とりわけ社会的弱者、マイノリティー、未成年者の人権を尊重します。
また、グローバルな視点に立ち、個と多様性（ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン）を認め、従業員のチャレンジ精神・スピード感溢れる行動を支援し、従業員の心身の健康維持・増進に取組むことで活力ある労働環境を確保します。
■グローバル市場における人権の促進と擁護
事業活動が展開される各国・地域の法令・規制等を遵守するとともに、文化や慣習、環境や社会および現地の人権に配慮し、当該国・地域の社会の発展と社会的価値創造に貢献します。
■取引先や協業先、委託先等のパートナー企業における人権尊重
取引先や協業先、委託先等のパートナー企業に対し、国際的な行動規範に基づく人権の尊重に努めます。
＜労働者の権利尊重＞
強制労働、児童労働を禁止し、結社の自由と団体交渉権を尊重します。また、労働時間や賃金、職場の安全衛生に関する法令を遵守するとともに、プライバシーを尊重し、安全で健康的な職場環境の整備に取り組みます。
＜ハラスメントの禁止＞
セクシュアル・ハラスメントやパワー・ハラスメント等、一切のハラスメント行為を行わず、また他者がそれを行うことを許容しません。
＜提供するコンテンツやサービスにおける取り組み＞
発信および提供するすべてのコンテンツやサービスにおいて、最大限に人権を尊重します。また、コンテンツやサービスの制作や提供の過程で、人権やプライバシーを侵害したり、差別やハラスメントを助長したりしないよう努めます。さらに、優位な関係性を利用してビジネスパートナーへの人権侵害を行うことはありません。 KKT グループのコンテンツやサービスを通じて、人権が尊重される社会の実現に貢献します。
＜人権尊重に関連した規範や法令の遵守＞
日本国の人権尊重に関連する法令ならびに世界の全ての人々が享受すべき基本的人権について規定した「国際人権章典」、ILO 国際労働機関が規定した「労働における基本的原則及び権利に関する ILO 宣言」等の人権に関する国際規範を尊重するとともに、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」の考えに基づき、実践に取り組むとともに、社内外の声を踏まえて改善を重ねていきます。
以上
（株）熊本県民テレビ
（株）KKT イノベート
（株）KKT エンタープライズ
